ポン菓子づくりに対する想い

弊社は、もともと自動車部品加工を行う製造業者です。
自動車部品加工を行う弊社が、なぜ「ぽん菓子」の生産を始めたのか。
それは当社代表の「障がい者に働きの場を与えたい。」という想いがきっかけです。

弊社では、自動車部品の加工を一部、障がい者の作業所に委託をしておりました。
しかし、この障がい者の作業所に委託していた仕事は、ある日、親会社の都合で無くなってしまいました。
その時「このままでは、障がい者の働き口がなくなってしまう。どうにかしなければ。」と考え、新たに障がい者に委託できる代わりの仕事がないか考えました。

そこで、目についたのは、たまたま過去にイベントで使用した「ポン菓子の機械」でした。

「このポン菓子を自社で商品化し、安定した販売をする事ができれば、作業所で働く障がい者達に仕事を与えられる!」
こうして、試行錯誤して完成したのが、当社のポン菓子です。

ポン菓子の製法へのこだわり

こだわりその① 地域の原材料を使用する

弊社がポン菓子の商品化で最初に取組んだのは、地元岐阜県の美濃地方で生産されているブランド米「初霜(ハツシモ)」のポン菓子の試作でした。

さらに、初霜のぽん菓子の試作に取り組む中で、北海道のてんさい糖と、沖縄県の塩を使い、日本最北端『北海道』のてんさい糖、最南端『沖縄県』の塩、そして、日本の中心『岐阜県』のお米を使ったポン菓子 が完成しました。

さらに、「日本のお米の生産量が減少している中で、日本のお米の食文化を伝える手助けがしたい。」と考えた当社は、日本全国各地のブランド米を使用したぽん菓子の開発に取り組みました。
こうして、当社の「日本全国ブランド米ぽん菓子」は、今も日々、新たなブランド米で試作開発を行っております。

こだわりその② あえて「無糖」のぽん菓子を開発

弊社では、他社でも取り扱っている、甘いポン菓子だけでなく「無糖」のポン菓子も取り扱っております。あえて「無糖」のぽん菓子を作ったのは、糖尿病の方から「私は砂糖の入ったお菓子は食べられない。だから、無糖のポン菓子を作ってくれませんか?」と相談されたことからでした。
「他にないなら、うちで作ってみよう!」そう考え、さっそく無糖のぽん菓子を商品化。
実際作ってみると、糖尿病の方以外にも「おつまみとしてお酒によく合う」「離乳食に使える」「自分で味をアレンジできる」「サラダなど、料理に使える」「パン粉の代わりに使える」など、様々な方にご好評いただくようになりました。

こだわりその③ イベントなどでお客様の目の前で実演

弊社は、子供会や町内会、商店街のイベントや、保育園・幼稚園の子供たちへの食育など、様々な場所でぽん菓子の出張実演会を実施しております。
それは「ポン菓子は五感で楽しめるお菓子」だという想いからです。
ポン菓子は、製造する際に機械から出る煙を「目で見て」、ポンッという大きな弾ける音を「耳で聞いて」、周りに広がるお米の甘くていい香りを「鼻で嗅いで」、出来上がったぽん菓子を「手で触って」・「歯ごたえを感じて」そして、こだわりの美味しいぽん菓子を「舌で味わう」事ができるお菓子です。

そんなぽん菓子を、実際に目の前で、五感すべてを使って楽しんで貰いたい。
そんな思いで、出張実演会を行っています。